ヨーガとは

私たちの人生の目的は何でしょうか?
なぜ、私たちは生きているのでしょうか?

何かを成し遂げること?何かを手に入れること?

人生の目的は、この宇宙の中、自分らしい天下一品の方法で、この与えられた一度きりの「いのち」をいきいきと生きることだと思います。
あれこれと外付けの考え/概念や条件付けで自分を縛って、窮屈な人生を生きるのではなくて、のびのびと自分自身を生きること。

そして、ヨーガは、そのためのもの。
そのために、「アーサナ(ポーズ)」、「プラーナヤーマ(呼吸/調気法)」をしたり、また、いわゆる「メディテーション(瞑想)」などを実践します。
生き生きと生きる状態へと整えます。

そうして自分を生ききるとき、自分の自我が規定するような「自分」はいないこと、そして、何か大きなものに生かされていることを知ります。
つまり、自分は自分が知っている範囲の自分など遥かに超えて、無限の可能性であることを知ります。
それがそのまま、あるがまま丸出しで生きていることを知ります。

それは、いいもわるいものない、ひとつの完全な宇宙/いのちの体験です。

ヨーガの教典のひとつ、「ヨーガ・スートラ」は、「Yogash chitta vritti nirodhah(ヨーガとは心の作用を抑制すること)」といいます。
そして、こう続けます。
「Tada drashtuh svarupe avasthanam(そうすれば、純粋観照意識たる神我がそれ本来の態にとどまる)」と。

「心」は、マインドとハートにわけることができる。
マインドは、「考え」「概念」からなる。
考えや概念は頭の中だけにある仮想現実であり、度が過ぎると豊かな「いのち」を感じられなくしてしまうことがあります。
マインドは理想を作り、そのような存在にならないと自分は愛されないけどどうする?と自分に条件を課してしまう。
そうして、自分を変えようとありとあらゆる手を尽くします。
考えや概念(マインド)は、この世の中で生きるためには必要です。
でも、それは使うものであって、それに使われるようになると、自分が縛られて苦しい。

一方、ハートはいのちから溢れる心のエネルギー。もうそこに問答無用にある、温かい絶対的ないのちです。

ヨーガは、マインドの作用に振り回されることなく、それに気づき、そして脇におく選択肢を持つこと。
そうすることで、マインドの作用の雲に隠れていたが、元から在ったこの温かいハートのエネルギーがそれ本来の輝きを放ち、その人本来の温かみを持って生きるようになります。そして、大きなものの「はからい」によって、自ずと自分らしく「なるようになって」いきます。
そんなことが一義的なヨーガの説明です。

以下に、大好きな永平道元禅師の言葉を贈ります。

「仏道をならふとは自己をならふなり
自己をならふとは自己をわするるなり
自己をわするるとは万法に証せらるるなり」

(masaの意訳)

「真実を知るためには、自分の内を観ること
自分の内を観ると、自分の思うような自分はいないことがわかる
思うような自分はいないとわかる時、自分はそれを超えた宇宙いっぱいのいのちであるという真理がそれをあちらからおしえてくれる」

Trikon

Trikonasana

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